【人間関係・メンタル】施設特有のドロドロ・お悩みを解決|介護職が心を守りながら働き続ける方法
介護の仕事は利用者様を支えるやりがいのある仕事です。
しかし実際には、「介護技術」よりも「人間関係」に悩み、離職を考える方が少なくありません。
- お局職員が怖い
- 陰口や派閥がある
- 上司に相談しづらい
- 新人なのに放置される
- 出勤前になると気持ちが重い
こうした悩みは決して珍しいものではありません。
むしろ多くの介護職員が一度は経験する問題です。
この記事では、介護施設特有の人間関係の問題やメンタル不調への対処法について、現場経験を踏まえながら解説します。
13年経験した介護スタッフの思う「標的にされやすい人の特徴」
記事の最後に私の経験した鬼上司のやり取りを記載しておりますので、ご興味のある方はご覧ください…
介護施設の人間関係の中では、特定の人が標的にされてしまうケースがあります。
理由は様々ありますが、多い例として挙げるとするならば
仕事が遅い・抜けがある・よく休む・育休を取る・仕事での意見が合わない・楽な勤務ばかり入っていると思われている・ただただ新人だから
というように目につく人が標的になることが多いです。
基本的には現職で長く働いているスタッフが周りを巻き込む様な構図が主であり、新人同士で結託するケースは稀です。(そもそも仕事自体を完璧に覚えていない為)
その中でどのように回避していくのか、またどの様に対処してきたかを記述させていただきます。
これから就職する方や転職を考えておられる方へのアドバイス

基本的には私自身そこまで人間関係のトラブルには巻き込まれてこなかったのですが、実際に相談を受けることも多かったので良い施設の考え方と面接先の提案をさせていただきます。
私が基本的に見ているポイントは以下の通りです。
・求人を行っているか
急募や常時人を集めている施設はNG
寧ろ求人を行っていない施設に自身で電話を掛けていました
実際には派遣会社などから施設の情報を得て今募集を行っていないところを自分で探す
良さそうであれば面接を行ってみるなどの動きをしておりました
・施設の作りが閉鎖的
他の場所のスタッフや他職種が入りにくい構図になっており、ふとしたときに入りにくい
・極端に年収が低い
不平不満が漏れやすく、意識の低下につながる可能性が高い
・面接を行った際に部屋の備品などを見て乱雑に置かれていないかを確認する
・職員の言葉遣い
たまにきつい言い方で話をされているスタッフを見ることがあります
そう言った場合どの程度まで容認されている施設なのかが分かります
他にも様々透けて見える部分がある為、記事を参考にしてみて下さい。
介護施設で人間関係の悩みが起こりやすい理由

介護施設には、人間関係の問題が起きやすい特有の環境があります。
まずはその背景を理解することが大切です。
閉鎖的な環境になりやすい
介護施設は限られた職員が同じ空間で長時間働く職場です。
一般企業のように部署異動が頻繁にあるわけではなく、同じメンバーと何年も働くことも珍しくありません。
そのため、一度人間関係が悪化すると改善しにくい特徴があります。
シフト勤務による情報格差
介護現場では早番・日勤・遅番・夜勤など勤務形態が異なります。
その結果、
- 聞いていない
- 引き継ぎがない
- 誰が言ったかわからない
といった問題が発生しやすくなります。
これが職員同士の不信感につながることもあります。
人手不足によるストレス
介護業界は慢性的な人材不足に悩まされています。
忙しい状態が続くと、
- 余裕がなくなる
- 他人に厳しくなる
- ミスを責めやすくなる
といった悪循環が生まれます。
本来であれば優しく教えられる場面でも、忙しさからきつい言葉になってしまうことがあります。
介護観の違い
介護に正解はありません。
そのため、
- 利用者との関わり方
- ケアの優先順位
- 業務の進め方
について意見が分かれることがあります。
経験年数が増えるほど、自分なりの介護観が形成されるため衝突も起こりやすくなります。
介護施設でよくある人間関係トラブル

ここからは現場でよく見られる代表的なトラブルを紹介します。
お局職員との関係
介護施設で最も相談が多い悩みの一つです。
長年勤務している職員は、
- 強い発言力を持つ
- 独自ルールを持っている
- 管理者より影響力がある
場合があります。
新人職員は、「何をしても怒られる」「質問しづらい」「常に見張られている気がする」
と感じることがあります。
対処法
無理に好かれようとしないことです。
必要以上に感情的にならず、
- 挨拶
- 報告
- 連絡
- 相談
を徹底しましょう。
仕事上の信頼関係を築くことが最優先です。
陰口・悪口が横行している
職員同士の不満が陰口として表面化することがあります。
特に休憩室や申し送り後などで起きやすい傾向があります。
しかし、陰口に参加しても状況は改善しません。
むしろ自分が次の対象になる可能性があります。
対処法
中立を維持しましょう。
「そうなんですね」「大変でしたね」程度で会話を終わらせるのが理想です。評価される職員ほど、陰口には深入りしません。
実際には軽く流した程度で会話をした際には逆に反感を買ってしまう為、
誰かの悪口を言った際には自身の意見を述べない程度で押さえておくのがベターです。
派閥問題
施設によっては、
- ベテラングループ
- 若手グループ
- 夜勤中心グループ
など自然と集団が形成されることがあります。
派閥そのものが悪いわけではありませんが、対立構造になると職場環境は悪化します。
対処法
どちらにも属さないことです。
派閥争いに巻き込まれると、本来の仕事に集中できなくなります。
利用者様へのケアを第一に考える姿勢を持つことが重要です。
新人いじめ・教育放棄
新人職員が最も傷つきやすい問題です。
例えば、
- 質問しても教えてもらえない
- 放置される
- ミスだけを指摘される
といったケースがあります。
しかし、それは新人の能力不足ではなく、教育体制の問題であることも少なくありません。
覚えておきたいこと
介護技術は短期間では身につきません。
できないことがあって当然です。
まずは安全に介護を行うことを最優先に考えましょう。
上司との相性問題
介護施設では直属の上司との関係も重要です。
管理者によって、
- 指導スタイル
- コミュニケーション方法
- 現場への関与
は大きく異なります。
上司との相性が悪いと感じても、自分だけの問題とは限りません。
職場全体を客観的に見ることも大切です。
人間関係が悪い職場の特徴
すべての施設が人間関係で苦労するわけではありません。
実際には働きやすい施設も数多く存在します。
反対に、人間関係が悪化しやすい職場には共通点があります。
離職者が多い
毎年のように職員が辞めている施設は要注意です。
人が辞める背景には何らかの問題が存在します。
挨拶が少ない
これはかなり当てはまります。
実際に「挨拶をしても返ってこない」なんてことも…
職場の雰囲気は挨拶に現れます。
もし挨拶が返ってこなくても、相手からイラッとされるということはないので「されなくてもする。しないのがおかしい!」ぐらいの覚悟でいるのが良いです。
そう思うことで自己を肯定し、モチベーションにもつながります。
情報共有が不足している
申し送りや記録が機能していない職場ではトラブルが増え、結果として職員同士の不信感につながります。
ハラスメントが放置されている
暴言や威圧的な指導を管理者が見過ごしている場合、職場環境の改善は期待しにくいでしょう。
私は1度だけあったのが、胃腸炎で吐いてしまっており休みの連絡を行った際「いやーでも吐いてでも来る職員だっているけどね。どうする?午後からなら来れるよね?」と言われました…
その方は介護主任という立場でしたが、「世の中にはここまでの人もいるのか」と思うほど、私自身かなりショックを受けた出来事でした。
もちろん、実際にはここまで極端なケースは多くないと思います。しかし、その主任は以前から周囲からさまざまな指導や助言を受けていたにもかかわらず、結局のところ大きく変わることはありませんでした。
人を変えようとしても、本人に変わる意思がなければ変わりません。だからこそ自分自身がどう対応するかを考えることが大切です。
対応方法としては、人間関係に悩んだ場合は、まず信頼できる上司や同僚に相談し、状況が改善しない場合は異動や転職も選択肢として考えてみましょう。
介護業界は慢性的な人材不足のため他の職場を探しやすい環境でもあります。そうした意味では、働く場所の選択肢が比較的多い業界であることは一つの救いと言えるかもしれません。
チェックリスト

以下に3つ以上当てはまる場合は注意が必要です。
- 辞める職員が多い
- 挨拶が少ない
- 陰口が多い
- 情報共有が不足している
- 新人教育が機能していない
- 管理者が現場を把握していない
- 常に誰かが不満を言っている
職場環境を客観的に見る視点を持つことが重要です。
筆者:matsuo syota
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